オンラインで修士号を取得した人のブログ How I got MPH

仕事をしながら修士号を取得したことをまとめたブログです。2015年8月にUniversity of Liverpool Master of Public Health course に合格。2018年12月に卒業。

入学前の事前課題をやりました(レポート編)

前回投稿した「入学前の事前課題をやりました(e-learningコンテンツ編)」で、e-learningと一緒にレポート課題も3つあったことをお伝えしました。なので今回は、その3つの課題について書いていきます。
 
 
課題は、
1. 自己紹介をワードにまとめる
2. オンライン留学のメリットを文献をもとにレポートにする
3. PCやネットワーク上のトラブルに対して対応策をレポートにする
の3つでした。
 
 
どの課題もそこまでハードルが高いものではないのですが、これは1st モジュールが始める前に1度は使っておかないといけないツールを学ばせるために出された課題です。
使うツールは全部5つです。
・掲示板
・レポート提出ツール
・オンライン図書
・グラマーチェックツール
・引用に関して不正がないか調べるツール
 
 
1. 自己紹介をワードにまとめる
課題1の「自己紹介をワードにまとめる」において、使用するツールは、掲示板とレポート提出ツールでした。
まず、自己紹介の下書きを掲示板にアップします。そうすると世界各国のクラスメイトが「Nice to meet you」的な書き込みをしてくれる。書き込みに返事をしながら、クラスメイトみんなが知りたい内容を探り、Wordにまとめてます。それをレポート提出ツールを使って提出します。
非常に簡単な課題なのですが、大学側からはactive learningを基本としてクラスメイト同士がオンライン上で切磋琢磨することが基本ですよ!と強く言われているので、身を持って学ぶことを考えるととてもよい課題でした。
 
 
2. オンライン留学のメリットを文献をもとにレポートにする
課題2の「オンライン留学のメリットを文献をもとにレポートにする」において、使用したツールは、先に挙げた全てのルーツです。文献をもとにレポートにする手順を、ツールを交えて説明します。
まず、オンライン図書で自分の主張に対して使えそうな文献をたくさん読みます。(今回の場合、時間があまりないので、以下5〜7の文献を参考にしてね!という指示がありました。)
次に、気になった主張に対して、1〜2センテンスで自分の主張を書きます。引用と主張を3セット用意したら、掲示板に貼り付けます。そうすると、「自己紹介」同様に世界中のクラスメイトがコメントを付けてくれますので、どういうことに賛成してくれ、どういうことに反対されるか、などの状況がわかります。
そして、掲示板の意見を参考に、レポートにしていきます。e-learningのコンテンツで勉強するのですが、レポートは、導入部→主張→主張1→抽象的な説明1→具体例1→主張2→・・・・・→まとめ→参考文献 の順で書かなければなりません。
レポートを作成すると、グラマーチェックツールhttp://grammarly.com/)で、文法や冠詞の用法を確認します。
最後に、引用に関して不正がないか調べるツール(Turnitin http://www.assistmicro.co.jp/product/distribution/iparadigm/turnitin/)を使って、自分のレポートに参考文献の記載漏れがないかを確認します。
レポートの構成、文法や冠詞、参考文献の確認を終えて、レポート提出ツールで提出して、課題完了です。
2日で仕上げましたが、結構精査に時間が掛かりました。大学時代のレポートがいかにいい加減だったかを思い知りました。
 
3. PCやネットワーク上のトラブルに対して対応策をレポートにする
課題3の「PCやネットワーク上のトラブルに対して対応策をレポートにする」に関しては、日本では起きにくい問題ですが、宿題なのできっちりやりました。課題はこんな感じでした。
  1. Choose one of the following scenarios and in 1 to 2 paragraphs, explain your solution.
    • Graham is working on finishing up a big paper due tomorrow when his computer crashes. He thinks of contacting his instructor to request an extension but realizes all of the contact information is on his crashed computer. What could Graham have done ahead of time to prevent this problem? What are possible solutions to get his paper done on time? Who should he contact to notify them of the issues?
    • Claire has to submit a discussion post and an assignment by 11 p.m. Her Internet service is not connecting and she cannot get online from home to submit her assignment. What are possible solutions for Claire? Who should she contact to notify them of the issue? 
私は、課題の2番目をやりました。University of Liverpool(UOL)が提供しているメールは Google Appなので、スマホからもログインできますし、レポート提出ツールもGoogle DriveDropboxから提出可能です。ネットワークがつながらなくても、落ち着いてチューターに連絡をとり、後で提出するのがいいよね、ということを書きました。改善策としては、Google DriveDropboxに毎回レポートのやりかけをバックアップしておこうという話を書きました。
 
以上3つの課題を、9月12日から20日の間にやりました。フルタイムの学生だったら問題ないのでしょうが、働きながらだと正直、寝不足になりました。
 
ただ久しぶりに脳に高負荷をかけることができて、私としてはとても幸せです。楽しいなーと心から思います。
 
次の課題は10月8日に出るみたいです。いよいよ1st モジュールの開始です。ブログを更新している暇があるか謎ですが、オンライン留学を検討している人に少しでもお役に立てればと思います。
 
ちゃお。