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オンラインで修士号を取ろう!The Road to Get MPH

IT企業で仕事をしながら、公衆衛生の修士号を取得するまでのブログです。2015年8月にUniversity of Liverpool Master of Public Health program Management of Health Systems course に合格。

Module 3 を振り返ろう〜!のコーナー

大学院 大学院-授業

うぇいよー!

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4月〜6月にかけて3ヶ月が続いたModule 3が、6月29日(水)に終わりました。

ブログで前回までの3連続、「辛い・・」という内容が続きましたが、ちょっとずつ復活しています。


それでは、Module 3を振り返ってみます。

テーマは、
Integrated Research in Public Health: Epidemiology and Qualitative Methods
でした。

 

内容としては、
・前半:定性調査
・後半:定量調査
のお勉強でした。

 

前半

Unit 1では、自分のPositionalityを確認するところから始まりました。

公衆衛生は、実際に起こっている問題について研究していく学問です。自分自身のバックグラウンドが研究の目的に大きく左右するので、バックグラウンドというバイアスを認識したうえで、研究に取り組まないといけません。

私のバックグラウンドは
・病院の医療の質を測る業務を経験
・経済学部出身で、数学が好き
・現在は、IT企業に勤務
ですので、どうしても定量調査的なアプローチが多くなってしまいます。いくら定量調査が好きでも、目的に応じて定性的なインタビューを行う必要はあります。定性調査を自分の中にどう取り込んでいくかを考える機会になりました。

 

Unit 2では、定性調査の具体的な分析手法のひとつ、Thematic Analysisを学びました。

具体的には、インタビューを書き起こしたドキュメントについて、Codeと言われる印をつけて、グルーピングするという手法でした。最終的なアウトプットは以下のような形になります。

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Unit 3では、定性調査の論文を精査する方法について学びました。

精査する基準が存在していて、credibility、transferability、dependability、confirmabilityの4つの軸で、論文の良し悪いを判断することができます。

正直、定性調査の論文はどれもそれっぽいことが書いてあって「ほんと?」と思うことが多かったので、この4つの判断軸は目からウロコでした。

 

後半

Unit 4では、公に公開されているデータの扱いについての勉強でした。私は、日本の病院のデータがどうやって国に報告されているか、ということを取り上げました。

アフリカやカリブのクラスメイトから、「電子カルテの導入がなぜ日本で100%じゃないのか?」「紙カルテをもとに報告した数字は正確なのか?」など考えさせられる質問をたくさんされました。

また、Data USAという各地域のデータを可視化したサイトを授業を通して知りました。データを扱う仕事をしている者として、世の中にデータの意味を伝える仕事もやっていかないとなーと思いました。

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Data USA

 

Unit 5では、Sampling手法についての体系的な学習とともに、SPSSという統計ソフトを使った実践的な学習を行いました。

Samplingの課題は、いまだ定期的に取得されていないデータについて考え論じるというものでした。私は、Smartphone Addictionについて、時代背景の共有と問題提起を行いました。

SPSSの課題は、大学の統計学で習った内容をコンピューターでおこなうだけでしたので、経済学部出身の私には比較的容易な内容でした。

 

Unit 6の最後の2週間は、仕事が忙しくて本当にしんどかったです。

内容は、アルコール消費量と痴呆の関係性に関する論文に対して、そのアプローチの良し悪しをグループディスカッションするというものでした。

End of Module Projectと言われる最終レポートでは、ブラジルで帝王切開が流行していることに関して、研究の背景や目的、改善できる点をまとめました。

 

さいごに

Moduleごとに、自分の英語力、ディスカッション力、タイムマネジメント力が向上していることが実感できます。

ただ、仕事について精神的にきつい状態で、自分を切り替えて勉学に励むことの難しさを実感したModuleでもありました。

1つ言えるのは、仕事と勉強を両方すると、かなりストレッチできます。想像以上に。

では、また。ちゃお。